業用機器(PLC/シーケンサ等)と連携するIOT機器システムの対応を行いました。
本システムは、ネットワークを介してホストサーバと産業用機器との連携を行う、長期運用(24h/365d)を前提としたIOTゲートウェイ装置となります。
サービス提供以降、問題なく稼動していましたが、あるタイミングでホストサーバとの通信が不可となり対応を行いました。症状としては、ホストサーバへの疎通が行えない現象です。
ホストサーバがハード故障を起こしている可能性がありましたが、現地調査を行った結果、ホストサーバには問題はありませんでした。最終的には、ホストサーバに接続されていた LANケーブル が抜けていたことが原因であることが判明し、ケーブルを挿し直すことで、正常にサービス提供されることを確認しました。
今回のケースでは、機材のメンテナンスのために LANケーブルを抜き、その後挿し忘れたことが原因でしたが、このようなユーザによる構成変更に伴う事象の場合、遠隔からの確認とヒアリングでは、ユーザ自身も状況を把握できていないことがあるため、原因を特定しにくいことがあります。特にハードを伴うシステム提供の場合、必要に応じての現地対応は避けられないところです。
- 動作環境
Linux/C/C++
IOT機器
Ruby