タブレットの過充電防止管理を目的としたシステムを構築しました。
一般的にスマホやタブレットを充電しつづけて使用すると、バッテリーの寿命を早めることが知られています。結果としてバッテリー膨張による端末破損等も見受けられます。
一部のスマホやタブレットには、充電を80%~90%に維持できるものがありますが、すべての端末がこの機能を持っているわけではないため、同様の機能を提供するためのシステムを構築しました。
当初は充電制御を行うアプリを開発すればよいと考えていましたが、バッテリー関連のAPIには制約があり、同機能の実現は難しいようです。代替方式として、バッテリーの残量等をAPIにより取得し、それを通知することにより、リモート電源をON/OFFできるようなシステムを構築しました。
システムの導入には、リモートから電源をON/OFFできる装置が必要となり、やりたいことがシンプルなのに対し、提供手段が大仰なものとなってしまうことは遺憾に感じますが、開発用の端末や長期運用端末などは常に充電されていることも多いと考えますので、バッテリー寿命を延ばす(機器寿命を延ばす)ためにも、過度な充電については避けたいところです。
- 動作環境
Android OS
Windows10/11/iOS