Work Report

情報処理技術者試験のCBT化

IPA (独立行政法人情報処理推進機構) より情報処理技術者試験のCBT化についてプレスリリース(8/12)がありました。
応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験について、2026年度から「CBT方式」にて実施するとのことです。現在はITパスポートと基本情報、情報セキュリティマネジメントがCBT方式ですが、今後は全ての情報処理技術者試験がCBT方式となります。採点についても、先行するCBT試験に準じ、後発のCBT試験についても、合否は「IRTスコア」となると考えます。

情報処理技術者試験は、IT業界にとってはメジャーな資格群ですが、上位資格の試験については、年1~2回の実施となり、業務等との兼ね合いから受験機会が限られることもあったと思いますが、今後は段階的に実施回数が増えることも想定されます。また、CBT化により会場選択の幅も広がり、より受験しやすい条件が整えらることが期待されます。

留意点として、CBT方式はペーパー方式と異なり問題表紙への書き込みはできませんので、会場にて貸与されるメモ用紙等を活用する形となり、これまでとは少々勝手が異なります。時間配分等には配慮が必要でしょう。但し、受験範囲等が変わるわけではありませんし、CBT体験版ソフト等で事前に少し慣れておけば特に問題にはならないと考えます。

IT人材(デジタル人材)の育成ならびに確保については「国策」でもあり、資格制度をより柔軟に活用できることは、スキル判断のみに限らず、人材の育成環境向上にも寄与すると考えます。この取り組みが、技術者にとっても「キャリアパスをより『 描きやすく 』『 実現しやすく 』なること」へとつながれば、と切に願います。